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句 碑 ・ 歌 碑
《 調 査 中 》
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会 津 若 松 市
鶴ヶ城 ▲(会津若松市追手町1-1)
春高楼の 花の宴
めぐる盃 影さして
千代の松が枝 わけいでし
むかしの光 今 何
明日の夜は 何国の誰か ながむらん
なれし御城
に 残す月影
開城する前夜、三の丸雑物庫の白壁に、月明りを頼りに、かんざしで心情を刻んだ。
会津嶺の 国をさ遠み 逢はなはば
偲ひにせもと 紐結ばさね
会津嶺の万葉歌碑2基の内の1つ。
(もう1基は、磐梯町公民館の庭)
君が為 都の空を 打ちいでて
阿蘇山麓に 身は露となる
花見
香はしき むかししのびて ぢいばばも
猫もしゃくしも 花見するかな
新城杏所
鶴ヶ城 夏草刈りて 明るかり
花もみぢ
夏こそ盛(
庭の松
▲(会津若松市川原町5-20)
花ぞ散り
かからむとての
色香かな
▲(会津若松市相生町2-18)
限りあれば
吹かねど花は 散るものを
心 みじかき 春の山風
松平容保
百年(を 三たび かさねし若松乃
さとはいくちよ 栄え行らん
▲(会津若松市栄町2-12)
磐梯は 遙けく青し 凌霄花(
秋風に 荷葉うらがれ 香を放つ
おん薬園の 池をめぐれば
▲(会津若松市花春町8-1)
まてどくらせど 来ぬひとを
宵待ち草の やるせなさ
こよいは月も 出ぬそうな
湯の川の 第一橋を わがこゆる
秋の夕の ひがし山かな
▲(会津若松市東山町湯本)
ねんねん おころり 異国の丘で
おけい 十七 あゝ なぜ泣いた
お国なまりのョ 子守唄
唄いながらもサ なぜ泣いた
ねんねん おころり浮雲 追って
おけい しょんぼり あゝどこ見てた
夢でなければョ 帰れない
恋し会津のサ 空見てた 〜 〜 〜
▲(背あぶり山 元/ロープウェイ発着場跡地)
花みつつ かすみ酌むまの ひと時は
うき世の外の 我世なりけり
七十六 暁邨
村田春海
野となりし のちのかたみと 春ごとに
さくやむかしの 庭ざくらかな
千種有功
うゑおしき 人のこころの 花さくら
にほひちとせも 苔むさずして
▲(会津若松市一箕町大字八幡字石部)
東州滝沢幸助
雪の夜を あいづ会津と なげきけり
馬場移山子
どの山も 高し登るに
於てをや
▲(会津若松市東山町石山天寧208)
百日の 手向けの花と 菊咲きぬ
▲(会津若松市慶山2-7-23)
恵倫寺
沙蕪
着ぶくれて 皆住めりけり 湖村かな
岡和一郎
雪の上に
ゆきのふりつむ
音ならむ
とぼとぼと行く 耳に入りくる
▲(会津若松市花見ケ丘3-3-8)
小春日や 古人を偲ぶ 碑一丈 鳴雪
▲(会津若松市山鹿町1-25)
新城杏所 (日新小学校玄関前)
教育の 事 むづかしや 虫を聞く
▲(会津若松市日新町7-40)
飯盛山 ▲(会津若松市一箕町大字八幡字弁天下)
柳沢健 (大塚山霊園)
白 虎 隊 に
逝ける少年の清さよ、羨ましき戊辰の砲火よ、
われは汝の、ために死せる国に生れ、
かくの如く荒(める行程に泣く。
▲(会津若松市一箕町大字八幡字北滝沢1)
ものゝふの 猛(き こころに くらぶれば
数(にも入らぬ わが身ながらも
▲(会津若松市神指町東城戸216)
なよ竹の 風にまかする 身ながらも
たわまぬ節は ありとこそきけ
▲(会津若松市北青木13-33)
雲水に 心はまかせ 澄む月の
法の鏡と 世をやわたらむ
▲(会津若松市材木町1-10-33)
供養塔の柴五郎/歌碑
五十とせの むかしのままに 残りけり
柿の実うりし 道のべのいし
▲(会津若松市門田町大字面川)
竹久夢二/大川端碑
会津磐梯山が
ほのぼの見ゆる
心ぼそさに たつ煙
▲(会津若松市門田町字飯寺上川原1)
みち女 (本覚寺)
赤蜻蛉 夕焼こやけ 寺町は
▲(会津若松市行仁町12-59)
雨はれし 水苔原に 枯れのこる
ほろむいいちご 見たるよろこび
▲(会津若松市湊町大字赤井)
《芭蕉句碑》
ものいえば 唇さむし 秋の風
明治26(1893)年10月、戊辰の役から20余年、まだ話題にすることすら許されぬ時代に建立。 当時の無念さが溢れる心中が偲ばれる。
▲(会津若松市七日町4-20)
西福寺
しばらくは 花の上なる 月夜かな.
▲(会津若松市西七日町3-34) .
ひとつ脱て うしろに おひぬ 衣かえ
▲(会津若松市一箕町八百山近く)
父母乃 志きりに戀し 雉子の声 .
▲(会津若松市河東町広野字冬木沢208).
うくひすや 柳のうしろ 藪(の前
▲(会津若松市七日町6ー44)
松平容保 (攬勝亭)
風をのみ いとひし庭の もみぢばを
けふは雨にも 散らしぬる哉
▲非公開 (会津若松市柳原町2-2)
私の生涯は神の恵みを .
最後まで心にとどめた .
ということより外に .
語るなにものもない .
▲私邸内 (会津若松市宮町).
芭蕉句碑
春もやゝ 氣しきとゝのふ 月と梅
▲私邸内 (会津若松市上町)
会 津 坂 下 町
ものゝふの 猛き こころに くらぶれば
数かずにも入らぬ わが身ながらも
花見れば わがなでしこの 面影も
散りにし数に 入りあいのかね
▲(会津若松市一箕町大字八幡字石部)
▲(会津坂下町大字船杉554)
▲(会津坂下町
字五反田1270)
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▲(会津坂下町大字塔寺字松原)
五十嵐茶三
地に下里( 遠き巣に行く 雲雀かな
法然
月影の いたらぬ里は なけれども
眺むる人の 心にぞすむ
▲(会津坂下町字茶屋町甲3913)
和田無涯 (光照寺)
無量寿の 仏おろがむ 秋澄て
▲(会津坂下町字茶屋町甲3911)
会 津 美 里 町
長生きの教え
気は長く つとめはかたく
色うすく 食ほそうして
心ひろかれ
「気は長く 務めはかたく 色薄く 食細くして 心広かれ」
▲(会津美里町字高田甲2907)
松平容保
世の人の 心や深く 染めぬらん
うす墨桜 あかね色香に
ゆきになる けはいしるけき 朝曇
しらじらとして 茶の花はある
ながらへて 今ひとたびと思いこし
花こそ老いの いのちなりけれ
▲(会津美里町高田字宮林甲4377)
敵として憎みし友と
やや長く手をば握りき
わかれといふに
啄木
あらそひて
いたく憎みて別れたる
友をなつかしく思ふ日も来ぬ
啄木
▲(会津美里町雀林三番山下3554)
向羽黒山城
羽曽部忠
眠りたい はしゃぎたい ふるさとの 吹雪の中で
眠りたい はしゃぎたい 盆地の まっただ中で
眠りたい はしゃぎたい たった今 とどいたばかりの
星の光に つかまって
野出直子
はなもみち ここにうつして 春秋の
なかめをそへし 風流(をの友
▲(会津美里町白鳳山公園)
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芭蕉は、右袖が筆の運びの邪魔になるとして断ち切り、弟子/堀伊賀之助に与えた。
それを高田村の俳人/田中月歩が貰い受ける。
袖を託された弟子/小林麻藏が、埋めて塚を建立。
▲(会津美里町文殊西甲)
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猪 苗 代 町
さみだれに 松遠ざかる すさきかな
▲(猪苗代町大字中小松字西浜1615)
高原列車は行く
川桁駅
1 汽車の窓から ハンケチ振れば
牧場の乙女が 花束なげる
明るい青空 白樺林
山越え 谷越え はるばると
ラーラララー ララ ラララララーラ
高原列車は ラララララ 行くよ
▲(猪苗代町大字川桁字新町)
忍 耐
Honesty is best Policy.
▲(猪苗代町大字三ツ和字前田81三城潟)
なき魂も 恨みは晴れて けふよりは
ともに長閑く 天かけるらん
▲(猪苗代町蚕養ホナリ字乙)
磐梯の 雪真向に 八重桜
▲(猪苗代町古城町)
芭蕉 (長浜)
ほととぎす 聲やよこたふ 水の上
▲(猪苗代町翁沢長浜)
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睡り深し いま白鳥も 枯葦も
▲(猪苗代町大字三ツ和字前田33-1)
金 山 町
あひる のうたが きこえて くるよ
▲(金山町大栗山字荒浜)
喜 多 方 市
晴れて 会津の磐梯山も けさはうれしい 薄化粧
▲(喜多方市字三丁目4844)
《芭蕉句碑》
草の葉を 落つるより飛ぶ 蛍哉
▲(喜多方市一本木下7801)
山中や 菊はたおらぬ
温泉のにほひ
▲(喜多方市熱塩加納町熱塩温泉甲795)
みちのくの うどの桜と ひと問はば
会津の外の とふもての里
▲(喜多方市高郷大字峯字家ノ西地内)
豊島松圃 (御清水)
わく音の 月に志つまる 清水かな
▲(喜多方市塩川町清水岸1281-1)
郭公や 火鉢ひとつの 山の寺
▲(喜多方市松山町村松字常葉町2751)
柏木天遙 ▲(私邸の庭)
[写真]
塀せきて 引く鮒の子の 群およぐ 見ゆ 浅き春田に
さ霧立つ 盆地に透る 玄如節
北 塩 原 村
ながきよに みじかきいのち 五十年
ふんかおもえば 夢の世の中
遠藤義之助
とこしえに 来りつたへよ 時鳥(
知る人ぞ知る 父の功を
▲(北塩原村大字桧原)
中山義秀 (裏磐梯高原ホテル)
己は我等が思ひ出の宿なり
なかば夢見心地の時ぞおくれる
再来の日ありやなしや
よしありとても過ぎし日は返らじ
かたみに交す愛の唄
時に古ゆく哀しさよ
▲(北塩原村檜原湯平山1171)
松野自得 (中瀬沼遊歩道)
桧原湖は 暮れて磐梯 月に聳つ
松野加寿女
ありあけの
夢はむらさき
ほととぎす
▲(北塩原村檜原)
水原秋桜子 (毘沙門沼展望台)
水漬きつつ 新樹の楊 ましろなり
▲(北塩原村大字桧原字剣ヶ峯1093)
水原秋桜子 (ホテル五色沼)
瑠璃沼に 滝落ちきたり るりとなる
▲(北塩原村大字桧原字剣ヶ峯1093-341)
只 見 町
矢嶋歓一 (田子倉湖展望台)
霧わたる 無極にあをき ダムの面を
縞なして山の霧たちわたる
▲(只見町大字田子倉604-18)
秋の野や 草の中ゆく 風の音
▲(只見町大字只見字後山)
西 会 津 町
磐 梯 町
会津嶺の万葉歌 (磐梯町中央公民館)
会津嶺(の 国をさ遠み 逢はなはば 偲(ひにせもと紐結ばさね
会津嶺の万葉歌碑2基の内の1つ (もう1基は鶴ヶ城)。
恵日寺近くの田圃から見つけた自然石 (高さ約3m強、幅約1m強) に歌碑を刻んだ御影石を嵌め込んで、昭和59(1984)年に建立。
▲(磐梯町大字磐梯字仁渡1018)
桧 枝 岐 村
川上喜久子 (六地蔵)
あはれきに 旅衣の袖も ぬれにけり
檜枝岐なる稚子の像見て
昭和42(1967)年に来訪した時、稚子の像の前で間引きの話しを聞き、衝撃を受けて詠んだ歌。
▲(檜枝岐村下ノ原)
夏が来ると思い出す 随分昔に見た尾瀬の広い空
霧が立ち込める中にうっすら見える影は 山の中の細い道
水芭蕉の花が水辺に咲いている
石楠花色になってゆく夕方
随分昔に見た尾瀬の広い空
▲(檜枝岐村左通124-6)
南 会 津 町
土井晩翠
目に見えぬ 神秘の力 われを引き
義人の墓に けふ詣でしむ
湘雨先生
梅雨のあかざ 抜きすつる 温みあり
▲(南会津町田島字丸山)
芭蕉句碑
枯枝に 烏のとまりけり 秋の暮
▲(南会津町福米沢宮ノ前1392)
稲富歯科医院の裏庭
八九間 空で雨降る 柳かな
▲(南会津町田島字上町甲4016)
山里は 万歳おそし 梅の花
▲(南会津町田島字本町甲3872-1)
柳 津 町
みちのくの めぐしをとめは 魚渕の
魚にうの花 購すにけり
▲(柳津町柳津字諏訪町)
向夕投香閣 漱口禮青蓮 一燈照幽室
萬像云倶禪 鐘聲五更後 梵音動林泉
〜 〜 〜
▲(柳津町諏訪町甲61-2)
福満虚空蔵尊 (圓蔵寺)
新城杏所
一舟を 漕いで眼下に
ダムの秋
▲(柳津町柳津字寺家町甲176)
千羽鶴 ゆれて御堂の 春明り
▲(柳津町柳津字門前町甲898)
. 《 参 考 》
ありし世の 昔しに かはる 三崎地に
吾妻の人も 恋しかるらむ
▲(神奈川県三浦市城山町15 旧/会津藩領)
筒音(に 鳴く音( 休(めし ほととぎす
会津に告げよ 武士(の死を
▲(新潟県魚沼市諏訪町1 旧/会津藩領)
神かけて 誓ひしことの かなはねば
ふたたび家路 思はざりけり
▲(山形県米沢市大町4-1-46)
あずさゆみ むかう矢先は しげくとも
ひきなかへしそ 武士の道
▲(仙台市青葉区北山1-14-1)
みちのくの 斗南いかにと 人 問はば
神代のままの 国と答えよ
▲(青森県むつ市大字田名部字斗南岡)
斗南藩 三合扶持が 足りぬとて
焚かぬ前から 釜臥の山
▲(むつ市大湊大字釜臥山)
たんぽぽや 会津藩士の 墓はここ
▲(北海道稚内市宗谷村宗谷)
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