名   水   ・   銘   水

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ふくしまの水三十選 (会津)

 昭和61(1986)年8月19日、優れた水環境を
    ◇ ふるさとの泉
    ◇ ふるさとの滝
    ◇ ふるさとの清流
ごとに選定された。
 生活環境部環境保全総室水・大気環境課 (Tel. 024-521-7258)

強清水 (ふるさとの泉/会津若松市)

 飲んべえで親不孝な息子がいたが、湧き出る清水を酒にたとえて飲んでいる働き者の父親の姿を見て、改心したという民話がある。

  強清水については、こちら。


滝沢不動滝 (ふるさとの滝/会津若松市)


 水量豊富な落差/約25メートル、「白糸の滝」とも呼ばれる。
 時折り変化する滝音は、4社の神様が語り合う声だと古老はいう。
 鶴ヶ城を目指した白虎隊士は、この滝を下りてきた。

  滝沢不動滝については、こちら。


代官清水 (ふるさとの泉/西会津町)   

代官清水

 野沢小学校の南隣の坂を下りた住宅地の中にある。
 水量は豊富で、冷たく美味しい。
 鎌倉時代末期(1300年頃)、この地を治める荒井信濃守頼任の館があり、「(たて)の清水」と呼ばれていた。
 文化5(1808)年、会津藩の野沢代官所が この館跡に設置されてから「代官清水」と呼ばれるようになる。
 700年の歴史とは思えないほど現代風に整備され、管理も行き届いている。
 ▲(西会津町野沢字横町地内)

写真提供 : 高畑博史 氏  .

雄国の滝 (ふるさとの滝/喜多方市)

雄国の滝

 原野を開墾するため300年ほど前、雄国沼から水を引く時にできた。
 北塩原村から大窪林道を通り、雄国沼展望台のある金沢峠への途中にある。

 ▲(喜多方市熊倉町雄国)

不動滝 (ふるさとの滝/磐梯町)

蛇追ヶ滝


 滝尻川の上流にあり、落差16メートル、幅3メートルの水量豊富な滝。
近くに不動堂もあり。滝の裏の洞くつには不動明王が祀られていることから、「不動滝」とも呼ばれる。

 不動滝については、こちら。


達沢不動滝 (ふるさとの滝/猪苗代町)

達沢不動滝

 落差は10メートルほどだが幅は16メートルもあり、珍しく構図が美しい滝である。
 カレンダーや写真集のほか、テレビや雑誌などのマスコミにも、よく出ている。

 達沢不動滝については、こちら。


鶴沼川 (ふるさとの清流/下郷町)

 羽鳥湖からの流水が、大川へ合流するまでの8.2キロほどの川。 標高1,500メートルを超える急峻な山岳地帯を流れ、国道118号が走る。
 下郷町に入ると、絶壁や奇岩が渓谷の絶景を織りなす。
 途中の右側から、城入沢が流れ込む。

 ▲(岩瀬郡天栄村〜下郷町)

鱒沢川 (ふるさとの清流/南会津町)

 南会津町から湯西川温泉 (栃木県) に至る約11キロの渓流。
 ブナなどの広葉樹の原生林があり、新緑や紅葉は絶景。
 イワナの宝庫だが、関東から近いため太公望も多い。
 放流のタイミングが合えば、釣果が期待できる。

 ▲(南会津町湯ノ花〜栃木県/湯西川)

玉川渓谷 (ふるさとの清流/昭和村)

玉川渓谷

 大芦から下中津川まで、国道401号沿い18キロほどの清流。
 昭和村を、南北に縦断して流れている。
 国指定天然記念物の駒止湿原が源流。
 取り分けての景観というわけではないが、大自然が、そのままの姿で残っている。

 西軍が最も恐れた“鬼官”こと家老/佐川官兵衛も、開城後の謹慎中に歌を詠んでいる。
   「玉川の あた村雨に 濁るとも  清き流れに すまぬものかは

 ▲(昭和村大字大芦 〜 大字下中津川)

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