ネ  ッ  ト  で  参  拝

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三  石  神  社

 とある酒宴で、地元出身の翁が酩酊しはじめた。
 親類縁者が、老いても“女好きのジイさん”と、からかう人である。
 古来より伝えられている、との小噺を語り出した。
 本当の話なのか、“ジイさん”の創作なのか、真偽のほどは定かでない。
 卑猥なので記載できないが、“聞いた話”を参考に参拝。

 確かに、祭神は、
  ◇ 伊邪那美命と離婚の際、1日に1,500人の子作りを宣言した伊邪那岐命。
    “子授けの神”とも云われている。
  ◇ とても美しく、神々ですら虜にする白山姫命。
    木花咲耶姫命、菊理姫命とも云われる美目麗しい“女性の守護神”。
  ◇ 伊邪那岐命と伊邪那美命を引き合わせた“縁結びの神”の少彦名命
の3神である。
 子作り、女一代の神、縁結びの神が揃っている。
 男と女の和合を願って祀られたとの話も、多少は納得できる。


鳥居

鳥 居

 鳥居の先は、うっそうとした樹木で覆われている
 拝殿どころか、参道すら隠れていて、何も見えない。
 鳥居をくぐると、緩やかな上りなのに、右に急カーブしている。
 大人の秘密の場が、意図的に隠されているように感じる。

 これから先の聖域は、天地が逆の世界なのだそうだ。
 2股から天に伸びている樹木は、人の両足を例えたのだと言う。


参道 参道 参道 参道

参 道

 参道は産道に通じ、2本の木、もしくは2股に分かれた間を通るように造られた。
 年月を経るごとに由来は忘れられ、改修されるごとに名残りが消えていった。
 今も残っている参道も、不自然な曲り道をしている。
 やはり、一部は意図的に導いたとしか思えない。
 2本の木 (お股) の間を通る際には、心をこめて両手で押し広げるのだと言う。

2股の木

 参道の脇には、巨大に2股に分かれた樹木もある。
 勢いよく、天高く伸びている。
2股の木  見る角度を変えてみる。
 確かに“まぐわって”いる。

 願いを込めて、分かれ目 (割れ目、お股) に触れる。


三縁結びの三石清水

縁結びの三石清水

三縁結びの三石清水

 中腹辺りの参道脇に湧き出る。
 両手を清め、口をすすぐ。

 かつては、2本の樹木の間から湧き出ていたと言う。


横たわる巨石の穴

 逆さだとすると、上は"お尻の穴" ?
 すると、下の穴は、・・・・・・・・・
 実にリアルである。



 オジさんから聞いた話から、ますます妄想が膨らむ。


一の岩 一の岩

一の岩

 裏手に、穴が開いている。
 説明板には、
  穴の中に頭を入れると頭の病気が治り、頭が賢くなる

と記載されているが、穴の中の重なった岩の色や形は、何かに似ている。


泪岩

泪岩 (なみだいわ) .

本殿と、縁結びの岩


本殿と、縁結びの岩


 常に潤いのある泪岩と、大石に潰されそうな石の下にある本殿は、何の例えなのだろうか。
 「わかるだろう」とオジさんは、アハハと大笑いして答えなかった。

 社殿の岩盤の裂け目に五円硬貨を糸で吊るし、お参りすれば、
本殿と、縁結びの岩    ◇ 良縁に出会えるし、
   ◇ 男女の仲は、深まるし、
   ◇ 夫婦は、円満になるし、
   ◇ 子供は、授かるし、
   ◇ 淫乱は、治まるし、
   ◇ 未通女は、伴侶が欲しくなる
と言う。

信じるか信じないかは、あなた自身。
パワースポットであることは、間違いなさそうだ。

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