会 津 を 構 成 す る 市 町 村

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名 刹 と 神 社 ( 金 山 町 )

高現寺 (こうげんじ)

 開基は不詳。
 天文19(1550)年、僧/栄玄が再興。
 北林山、真言宗。 本尊は正観世音。
 若松/観音寺の末寺。

 ▲(金山町大字本名字下屋敷315 Tel. 0241-54-2657)
 近くに「釈昇道」の碑がある。
 寛文年間(1661〜1672)、南山奉行の関藤右衛門が堰の開削し、難工事の末に完成した。

松前寺 (しょうぜんじ)

 文安年間(1444〜1449)、領主/山内大和守俊光が山内氏の菩提寺として創建し、禅通和尚が開山。
 燈伝山、曹洞宗。 本尊は釈迦如来。
 大永5(1525)年、火災で焼失。
 大永6(1526)年、若松/天寧寺の末寺として僧/昌祝が再興。
 冠に十字架のある天神様を所蔵とのこと。
 ▲(金山町大字横田字居平588 Tel. 0241-56-4153)

常楽寺

常楽寺

 草創など詳細不詳。
 米澤山、真言宗室生寺派。 本尊は阿弥陀如来。
 若松/観音寺の末寺。
 元亀3(1572)年、僧/宥繁が再興。

 ▲(金山町大字玉梨字居平566)

大志の子安観音

 室町時代末期に創建 (伝承)。
 御利益は、安産。
 縁の下に敷きつめられている一字一石経の小石を腹に当てて祈願すれば、子宝に恵まれるとも。
 本尊:聖観音立像の子安観音 (室町時代の作)。
 像高54.3cm、台座の高さ23.8cm、
 光背の高さ66.4cm、最大幅は27.6cm、
 寄木造り、頭部/ヒノキ、体幹部/サワラ、左手/ヒノキ、右手/ホウの木。
 昭和58(1983)年12月20日、町の文化財 (彫刻) に指定。
 ▲(金山町大字大志字乙越)

沼御前神社 (ぬまごぜん ― )

沼御前神社

 佐原義連公が、沼沢湖の主の大蛇「沼御前」に飲み込まれながらも退治した。 しかし祟りが治まらないので、首を埋めた沼沢沼畔の須崎山頂に神社を建立し祀ったという。   
 祭神は乙姫で、機織りが上達する御利益があるという。

 ▲(金山町大字沼沢字上道1713)
   ・例祭 8月の第1日曜日

 参道は、湖側から急こう配の石段を上る。
 振りかえると、湖に吸い込まれるような感がする。
 神社公園の駐車場に停めて、高台にある東屋を抜けた方が楽。

沼 御 前 神 社 の 由 来
沼御前神社の現地板  湖の主は十数メートルにも及ぶ雄の大蛇で、時折 村人に危害を加えていた。 これを聞いた黒川 (若松) の城主 佐原十郎義連は大勢力の家来をつれて この地を訪れ、大蛇を退治した。 大蛇の首は湖畔に埋めたが 大蛇の霊を弔うため その高台に沼御前さまとして神に祀ったと伝えられる。 八百年近い昔の話である。
 以来、大蛇の霊は美女に姿を変え 神社の前面下方断崖の深い棚状の所で終日機織りをしているといわれ 明治,大正期には機織りの神さまとして織女の参拝が多かった。 祭神には浜姫命の名が奉られ 湖は天平勝宝二年六月十九日 一夜で出来たという伝説にちなみ、江戸時代から旧六月十九日を、沼御前神社の祭礼日としている。

宮崎大悲堂

聖観音坐像(宮崎大悲堂)

 本尊は、聖観音坐像。
 鎌倉の中期の作と伝えられる、平安末期の様式の坐像。
 ヒノキの寄木造りで、像高は99.5センチ。
 元々は、全体に漆箔が施されていた。
 最近、印を結ぶ手の指先が「おはじき」をする姿に似ていることから 「おはじき観音」 として知られるようになった。
 ▲(金山町中川字居平1786)  [本尊]

老杉 (ろうさん、宇奈多理神社)

 参道に入ってすぐのところにある。
 樹齢 : 530年、樹高 : 32.0m、幹周り : 5.9m
 室町時代、根元にできた腐朽の洞穴に諏訪大明神の石祠が安置される。
 やがて、傍らの杉が石祠を包み込み、ご神木として崇められる。
 昭和57(1982)年10月10日、町の天然記念物に指定。
 県指定緑の文化財。
 本殿の脇に「天突き唐松」もある。

 明治41(1908)年、大山祇を合祀し、宇奈多理神社となる。
 祭神 : 高皇産霊尊、建御名方命、大山祇命。

 ▲(金山町大塩要害5265)

伊夜彦神社 川口寺 高林寺 瀧谷寺 薬師寺
           
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